現在、い草の9割以上が熊本県八代市で生産されています。

7月頃、研修に参加したものをまとめました。

※い草が収穫できるまでの一部分です。

網外し

い草が倒れないように

均等に網が張られています

等間隔に刺さる杭を抜きます

※い草の株に気をつけて進みます

二人で網を前後に揺すり外します

網を巻きながら回収します

い草刈り取りと積み込み

い草刈り取り専用機の

ハーベスタを運転します

規定の量になると

紐を結んで束にしてくれます

※刈り残しがないように

株に合わせて進みます

コンテナをパレットに乗せます

根元を揃えて丁寧に積み上げます

水洗いと泥染め

刈りたてのい草を洗い流します

染土1が含まれた水槽に

全体が浸かるまで入れます

染土の工程を特に大切にされてました

引き上げて先を整えます

床が滑りやすくなるため

安全を徹底されてました

新たに染土を配合します

釜入れ(い草の乾燥)

コンテナの位置を微調整しながら

6つ並べて連結させます

15時間ほどゆっくり

低温乾燥させることで

色、艶、耐久性、質の良い物に

仕上がると言われています。

中国産と大きく異なるのは

乾燥の手順だそうです。

釜あげ(乾燥したい草の袋詰め)

早朝3時始め

余分な染土をふるいで落とし

機械で結束します

遮光用の袋に入れかごに積みます

日光の当たらない場所へ

積み上げて保管します

  1. 染土とは…い草を加工する天然の粘土のようなものです。
    い草特有の香りや青々とした色合いを保ちます。
    ↩︎
国産い草の力